おできの治療法、切開と薬、痛みをやわらげる方法

おでき(せつ・よう)ってなぁに?どうやって治すの?

おでき(せつ・よう)は、毛包(毛穴の奥で毛根を包んでいるところ)に菌が入り、毛包と周りの部分が炎症をおこし化膿したものです。おできは、皮膚の湿疹や擦り傷、虫刺され、あせもなどに化膿菌が感染して発症するので、治療法としては、まず患部の消毒があります。綿棒に消毒液をひたして、おできの化膿が小さいうちに軽くこすりつけます。同時におできの患部に消毒液をしみこませておけば、この治療法でたいてい数日のうちに治まります。完全な米粒大よりも大きな「せつ」やそれが繋がってしまった「よう」になってしまった場合には、専門医に受信して治療した方がよく、ときには切開が必要なこともあります。

お尻におできができる原因

お尻におできができる原因として、「アテローマ(粉瘤)」があります。毛穴が詰まって炎症をおこしている状態で、汗や座ったときの刺激などで悪化するのではないかと考えられます。また、お尻におできができる原因として、他に入浴時などの洗い残しや石鹸などがきれいに落とされていない場合もみられるようです。お尻のおできの治療法としては、まず毛穴の詰まりをなくすこと、つまりきれいに洗う、ということが重要になってきます。また、お尻にできるおできは、皮膚が柔らかいこともあり痛みを伴うことが多いので、症状が軽い場合には清潔にして食生活のバランスを整えることで治す可能性もあるようですが、化膿が酷い場合には専門家による治療を受けることが大切です。

おできの治療と漢方

おできの治療と漢方、というと意外に思われる方もいるかもしれませんね。おできの治療としては一般的には病院にて抗生物質の使用や場合によっては外科的な治療が優先されます。しかし抗生物質を使っても、なかなかおできの治療が進まない場合もあり、そのような場合には漢方を利用し体質から改善していくことが有効なことがあります。漢方的には、おできは体内に毒素が多い場合にできやすいとされています。毒素の種類にも、血液の汚れ(淤血)や余分な脂や体液(痰湿)、脂と熱が混ざったようなもの(湿熱)、胃腸に溜まった毒素(食毒)など様々なものがあり、体質に応じた漢方の処方を受けることで、おでき自体の治療だけでなく体質自体を改善することを目指すことができます。